ガラス工房 生(せい)の雪花ガラス
丸コップになります。
サイズ 高さ85mm 幅80mm 口径70mm 容量約230ml
作家 青木耕生
※こちらの商品はひとつひとつ手作りの商品になります。
商品のサイズや風合い、カラーには個体差が御座います。
容量は前後20ml程度の誤差が生じる場合が御座います。
どうぞご了承ください。
底の曲線がかわいい、人気のグラスです。
見た目よりも、たっぷりと飲み物を注ぐことができます。
クリア(透明)、ピンク(桃色)、オリーブ(黄褐色)、エメラルド(鮮緑色)、ターコイズ(明るい青緑)、ブルー(青色)の中からお好みの色をお選びください。
◎全6色◎ ※下記の写真順
クリア(透明)◎ピンク(桃色)
オリーブ(黄褐色) ◎エメラルド(鮮緑色)
ターコイズ(明るい青緑)◎ブルー(青色)
生のサインが底面に入っております。
【雪花ガラスとは】
三層構造のガラス
『雪花ガラス』は、軟らかいガラスの粉を、丈夫な硬いガラスで挟み込んだ
サンドイッチような三層構造になっています。
強度が異なるふたつのガラスは、冷めて固まる温度も違います。
ガラスをゆっくりと冷やすと、真ん中に挟まれた軟らかいガラスの層に細かな亀裂が生まれ
まるで雪の花のような模様が次々と生まれてきます。
本来ガラスの世界では、性質の異なるガラスを組み合わせる事は
欠損を招く為、タブーとされていました。
ですが『雪花ガラス』は、そこから発想を転換応用し
雪の花のような美しさと強度の両方を備えることができた
優れた技法なのです。
熱湯でも使える熱湯用耐熱ガラス
『雪花ガラス』は温度変化に強い耐熱ガラスです。
熱湯を注いでも割れる心配はありません。
冬には暖かい緑茶やコーヒーを楽しむことができます。
※『雪花ガラス』は熱湯用です。オーブンレンジ、直火、湯煎には使用できません。
飲み物を入れたまま凍らせることも、避けてください。
間違えられやすい技法
『雪花ガラス』とよく違えられやすい技法で、
アイスクラックという技法があります。
アイスクラックとは、ガラスが熱いうちに水やお湯に漬け込んで、
急激に冷やすことにで、表面に亀裂を生じさせます。
ガラスの表面に亀裂がある為、そこに汚れや水垢が溜まりやすく、
衛生面で心配です。また強制的に冷やすことで
ガラス内部に「歪(ひずみ)」がのこってしまい、もろく危険な状態なのです。
『雪花ガラス』は三層構造になっているので、
真ん中の模様の層には飲み物や汚れが染み込んだりする心配はありません。
アイスクラック技法で作られた製品が、ゴワゴワとした手触りなのに比べ、
『雪花ガラス』の表面はつややかで、洗い易くとても衛生的です。
ふえていく『雪花』模様
ガラスに模様があらわれる現象は、冷却工程を終えた後も続きます。
用途や使用頻度により個々の差はありますが
使い続けていく内に模様が少しずつ増え
約半年から3年ほど掛けて見た目が変化していきます。
空気が澄んだ冬の日などには
模様が入る音が「キンッ」と聞こえる事もあり
『雪花ガラス』の成長過程を目と耳で楽しむ事が出来ます。
雪花ガラスを製造する過程【動画】